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先日、密かにおこなわれた西郷輝彦還暦パーティー。
出席者に西郷さんへの「思いの丈」を書いていただこうと各テーブルに 置いておいた色紙。 今、ゆっくり読み返しますと、「座右の銘」にしたいような素敵な「お言葉」 「コメント」が101名分どっさり。 西郷さんが今後、若し何かで悩むようなことがあっても、この色紙を 眺めるだけでモヤモヤが「雲散霧消」することであろう、くらい凄いパワーと 気が込められた色紙である。 警視庁捜査二課で知能犯、詐欺等の捜査に当たっている某キャップの 「還暦おめでとうございます。詐欺の現場に立ち会ったのは初めて!どうしよう」 には大笑い。ガハハハ ガア ガア(不肖、吾輩の鼻が鳴る音である) 西郷さんを騙して会場に連れだしてきたサプライズであったので、警部さん、 あなたも含め全員が共犯者でしたな。 還暦を「歓暦」と置き換えての素晴しい励ましのお言葉もあった。粋でしたね。 「芸能人は歯が命。まだ軽く30歳ですよ!」という何かのCMで聞いたような 司会者じゃなかった歯科医者さん。 みなさん!ほんとうにありがとう! 納豆を未だに20分、放置こそしないが50回かき混ぜて食べ続けて今や何と 79kgと体重が増えてしまった吾輩の昨今はと申しますと…。 先日、小田急線 世田谷 まだん陶房の会員さん同士の結婚式にお招きいただいた。 新郎新婦まことにお似合いのカップル。 新婦のお母様もまだん陶房のベテラン会員さん。 ![]() 教室でふれあい、愛を育んで、今日の佳き日を迎えたお二人に幸多かれ! 挨拶と乾杯のご指名を受けた吾輩、無事大任を済ませたが、宴もそろそろ終わりに近づいたころ、司会者(まだん陶房の会員さん2名で)を恫喝?脅迫?し予定にない吾輩のアカペラでの蛮声独演会をしてしまったのである。 ♪〜男の酒のうれしさは〜 たちまち通う意気と熱〜 人生山河〜険しくも〜 君 杯を挙げたまえ〜 いざ 我 友よ〜まず一献!〜♪ と歌いながら新郎に酒を何回も何回も注ぎ、強制的に呑ますのである。 何故か突然、体育会にいた吾輩の若き日を思い出し、可愛い新郎に「悪戯」を したくなり歌いだした次第であった。「ごめんな!小野ちん!」「愛ちゃん!」 ところで、みなさんは本の帯についてどのようにお考えですか? K電鉄系のK文堂にて同じ本を2冊注文。届いたとの連絡に受取りに。 帰って袋から取り出すと1冊には帯がない。 レシートで電話番号を調べ、すぐ電話すると「帯はあくまでもサービス的につけて いるものであり、私たちは汚損すると捨ててしまっている」 だからどうしたの!的な受け答え。 なんですか!この京王じゃなかったこの対応は! 本大好き人間の吾輩にとって帯も大事なほんの一部である。 帯に関してこのような認識しかないK文堂は、本を扱う資格なんてないんじゃないのかな。 古書店の親父さんが聞いたら怒るよ!帯の有る無しで値段が全く違うんだから。 また血圧が上がるのでこのくらいにしまして…。 漁にたずさわる人々泣かせのエチゼンクラゲ。 「クラゲ料理にすると意外とイケルらしい」「エチゼンガニなんかエチゼンクラゲを 食って丸々していて豊漁らしいぜ」 「中国の汚染が原因じゃねーのかよ」 先日の新聞に「エチゼンクラゲから良質のコラーゲンが抽出」とでていた。 そんな折、吾輩の中オチカルビの道玄坂清香園に熊本のS製薬所の若い溌溂とした 社長が来店。 TVでおなじみのコラーゲンを配合した化粧品の通販で業績をのばしている会社で、 先代の社長の頃よりご愛顧いただいている。 早速、エチゼンクラゲの話に。「厄介もの、邪魔ものなんだから喜ばれると思うが いかがですか?」「知らなかった。研究してみます」 抽出するには、かなりのコストがかかるであろうが、いつの日か福井か石川の海岸に 顕彰碑が建つやもしれませんな。 そう、その道玄坂清香園が雑誌に紹介された。 講談社刊の「おとなの週末」である。帯こそないが吾輩の好きな雑誌である。 接客・味・お値打ち度で選んだ「新 三ツ星店」にとりあげられた。 ![]() 畏敬する東京農大の小泉武夫教授が編集者とご来店いただいたのが縁で取材していただいた。 タン塩、カルビ、ロース、チャプチェ・ナムル・石焼ビビンバなど10種類の料理を コースにして、お二人で9,346円(税込) さすがプロですな。実に旨そうに撮っている。 掲載写真を眺めていると吾輩までツバが出てくる始末。 お蔭さまで本を見ました、というお客様が数多くおいでくださる。 (勿論、飲み物のクーポンはついていますよ) ありがたいことである。感謝。 世田谷 小田急線 陶芸教室のまだん陶房に昨年末より小さな会員さんが誕生。 まだ4歳の「リンダちゃん」 84歳の会員さんをを筆頭にリンダちゃんが一番若い会員さんである。 ![]() 子供はみんな天才だ!が吾輩の教室のキャッチフレーズであるが、まさにリンダちゃんは その通り!素晴しい感性のお嬢ちゃんである。 4歳にしては語彙も豊富で、しっかりと自分の意見も言う。 スタッフはリンダちゃんの作品には決して手を入れない。 全部自分で作りたいからである。 小学生のユウリお兄ちゃまと一緒にくるのだが今日はお一人。 お昼はみんなと一緒にお弁当を楽しく食べるんだ。 どんどん伸びて伸ばしてやりたいな。 (お姫さまの冠を作っていま〜す) ■
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by lee-y
| 2007-02-24 14:45
2月4日は立春であった。
暦の上での冬と春との境であり、この日より春となる。 この日に西郷輝彦さんのサプライズの宴を大成功のうちに開くことが出来た ことは、この企みの首謀者としてたいへん嬉しい。 未だに余韻にボッタリとひたっている吾輩である。 半年間にわたる辛苦?をタンブラーを傾けながら語り、またまた鼻を鳴らして 笑いこけながら免疫力を高める二人であった。 山口組と住吉会の抗争もどうやら終結したようで吾輩が事務所として 借りているマンション入口の張付け警察官の姿も消え町に平和?が 戻りつつあるようだが、この町内にはその手の事務所が3カ所あり、 それぞれが全くの別組織。一旦ことあれば一触即発状態である。 貫通した扉と弾痕 ![]() 吾輩が33年前に豚足の漬け焼の道玄坂清香園を開店したときの道玄坂は 落着いた大人の街であった。 「第二の歌舞伎町にはしない」の合い言葉に町会、商店会が奔走していたが 今や性風俗店、闇金だらけの街に化してしまった。 吾輩が事務所として借りているマンションだけでもデリヘルとよばれている 拠点が5部屋あり、春をひさぐ女性の出入りでエレベーターはフル稼働。 彼女らを指定の場所に送る車がエンジンをかけっぱなしで道路を占拠。 本当に嫌な街になりさがってしまった。 (閑話休題) 柳沢厚労大臣の「女性は生む機械」というバカ発言が取り沙汰されているが、 今日、東京の道路をマヒさせた石原都知事のかつての発言の方がもっと問題 じゃないのかな。 「文明がもたらした最も悪しき有害なものはババア…。女が生殖能力を失って 生きてるのは無駄で罪。女は閉経したら生む力はない。そんな人間がきんさん、 ぎんさんの歳まで生きているのは地球にとって悪しき弊害」 どう思いますか? 「美しい国」作りを標榜している安倍晋三総理の支持率が落ちてきたようだが 吾輩の血糖値、血圧は見事に上がってきている昨今はと申しますと…。 今日、2月18日のお月様は朔(さく)新月である。満月の全く反対のお月様だ。 それに今日は「旧暦の元旦」旧正月なのである。韓国、中国、かの北朝鮮は どうであるかわからぬが新正月以上にお祝いをするのだ。 かつて、北ベトナムがアメリカと悪夢のような戦争を続けていた際も、旧正月 だけは「テト休戦」として戦いを休んだほどである。 我家でも今朝、儒教にのっとった祭事を行った。我家流に簡素化した儀式では あるが、両親の命日、旧正月、旧盆には欠かさず行ってきた。 かつての朝鮮の両班(ヤンバン)階級は何代にまで遡って祭事を行ってきた のであるから年中、祭事、祭事、の連続でその費用たるや膨大であったことで あろう。これが国を疲弊せしめ没落させた遠因であるような気がする。 儒教の位牌?らしきものは吾輩が「陶芸」で作った。 父の札には 顕考處士 慶州李氏府君神位 とモノの本で知り彫りこんだ。 本貫の地が慶州である意味くらいしかわからぬ。 母の方は 顕妣孺人 豊山柳氏神位 でる。 豊山の地を本貫とする柳氏で顕妣孺人は何と読むのかさえも。 母が34歳で亡くなり53年が経った。父は15年になる。 この間、年に4回祭事を行ってきた。 「もう大変だから辞めようよ。私が死んだら絶対にやらないでいいから」と 家人、子供達に言うのであるが、韓国語も風習もわからないのに、なぜか頑に 祭事は止めようとしない。それと倅は目上の人の前での喫煙だけは絶対にしない。 酒も私と呑むときは必ず横を向いて呑む。美味しくなかろうに。こんなことは教えて いないが血なのであろうか。 簡略化した料理 ![]() 同じ本貫同士は先祖が一緒であるから民法上結婚も出来なかった。 初対面同士が挨拶する際、同じ金さん同士の場合必ず「本貫はどちら?」が通例である。 道玄坂清香園のお客さんで横柄なかなり年配の韓国人がいた。 最も吾輩が嫌いなタイプの「チョーセン」男である。 ある日「おいッ!マスター、お前の苗字は?」「李です」「どこの李だ」 「慶州李家です」ちょっと驚いたようである。「名前は?」 吾輩、本名は日本風につけた「康則」であるが族譜(チョッポ・家系図)に のっとって記載されている「鍾康」と答えた。 すると彼は「えっ!私の伯父さんに当たる方ではないですか」 「今までマスターの前でタバコを吸ったり酒を飲んだり知らぬこととはいえ ご無礼しました」 水戸黄門風の科白に吾輩の方が面くらちゃいましたな。 族譜にはつける順番が陰陽五行により決められている。 木・火・土・金・水 であり亡き父は土でその兄弟は全て土をつけることになる。 ちなみに父のときの慶州李氏は圭であった。叔父は「圭浩であり「圭大」であった。 吾輩の代は金で族譜上では「鍾康」で弟は「鍾雄」「鍾吉」。 倅は水で雨をつけることに。「康雨」が倅の名前である。男の孫が出来ると 木であり相の字が名前につくことになる。 であるから名前を聞いただけでどの列になるかわかるのである。 ちなみに彼は「徳雨」で私が伯父、叔父の列になるわけで、突然の敬語に笑ちゃいましたな。 それからはゴルフに誘われたりで大変ではありましたが…。 20数年前の思出である。 今日、一日体験教室のまだん陶房近くの「塩原湯」で「経堂お笑いバトル」 が開かれた。 「塩原湯」さんは昭和6年開業の経堂に唯一残る銭湯である。 落語会など様々なライヴなどを行っている地域密着の和みの湯である。 入場は無料。 気に入った面白いネタの芸人さんに100円の「おひねり」をあげ、その金額の 多寡が審査基準であるらしい。 ![]() ![]() 5組の漫才、コント、曲芸などの若手芸人さんが女湯の脱衣所で大熱演。 あいにくの雨で入場者は少なかったが、おいおい口コミで増えていくことであろう。 吾輩、1500円分の「おひねり」を作り5組均等に1ケずつ喜捨?。 500円の出費でかぶりつきで楽しませていただいた。 これからも偶数月に開催されるそうで、ここからTVなどで活躍する芸人さんが 育ってくれればいいな。 吾輩、年賀状は毎年旧正月に着くように投函していた。 ところが今年はいつもの年より旧正月が遅いにもかかわらず書く(作る)ことが できなかった。大きな謀ごとを企んでいて、そのことで頭がいっぱい! 企ては2/4に無事終わったのだが、ホッとして腑抜け状態で気がついたときには もう「遅かりし由良之助」 ごめんなさい! 832名の皆様。元気にやっております。 合掌 ■
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by LEE-Y
| 2007-02-18 17:33
| 徒然思うこと
西郷輝彦さんの還暦祝いが某ホテルでとりおこなわれた。
サプライズパーティーらしい。 この宴の首謀者は半年前から密かに計画を練っていたらしい。 頻繁に西郷夫人と連絡をとりあって「誰をお呼びしようか」などと コソコソやっていたそうな。 ホテル側のご好意で「何を持ち込んでもいいよ」とのお言葉に 鹿児島出身の西郷さんなら自宅に「イモ焼酎」がどっさりあるに違いない! いやきっと「森伊蔵」などがうなるように積んであるはずである!などと妄信し、 失礼にもご夫人に当日までに少しずつ隠匿するようにお願いしたらしいとの 情報が吾輩に信頼すべき筋より入ってきているのだ。 当日、遠く北は青森から南は鹿児島、熊本、全国から首謀者の意を受けた 100人を超える(共犯者?)西郷さんゆかりの「善男善女」が集結。 前夜、六本木のライブハウス、スイート・ベイジルで西郷さんの昼夜2回の ライヴがあり終演後、夜2時過ぎまで首謀者と呑んでいたらしい。 その席で「さあー!明日は死ぬまで寝るぞ!」 それを聞いた首謀者、酒で硬くなりつつあるキモを潰しかけたらしいよ。 首謀者が司会者席から西郷さんを「大事な用件がある」と連れ出してきて くださった方にケータイで連絡。 「こちら準備OKです!」 場内を真っ暗にする。 西郷さんが驚いて入場してくるのを全員が今や遅しと固唾をのんで待ち構える。 ![]() ![]() ![]() この続きは本日の昼のワイドショーで流されたので割愛するが 感激 感激 大感激の連続であった。 3日に一回は西郷さんと呑んでいたらしい首謀者、親友を欺きチビリチビリと情報を 聞き出し、この日に備えていたのであるが、酔って、うっかりぺろりとシャベちゃうん ではないかと心配したり、言い出しっぺ、お節介焼きを後悔してみたり、心苦しく、 夢でうなされていたとも聞きおよんだ。 首謀者である吾輩、素晴しき友への人生最大のイベントに今も興奮さめやらぬ。 友よ!次は古希だぜ。 こんな吾輩の今朝とは申しますと…。 昨日、西麻布で発砲事件があり暴力団員が射殺さる。 何とも物騒な。 今朝、新聞を読みながらヘソをボリボリ掻きながら「美しい国」を憂いていると TVから「今朝早く渋谷の道玄坂でまたも発砲!」 「オッ!吾輩が事務所で借りているマンションじゃないかいな」目が釘付け。 中オチカルビの道玄坂清香園の筋向かい。 しかも吾輩と同じ5Fの部屋が撃ち込まれたようである。 3〜4年前にもこのマンションで発砲事件があった。 またか!困ったものだ。すぐ近くに子供の進学塾もあることだし。 そのときの詳細はこのブログ 2005年8月13日「渋谷某賃貸マンション」に 書いてある。 5Fには半年前まで山口組国粋会○○会の総本部があった。 半年前に4Fに引越し無人の部屋に向けての発砲。 ランチの皿洗い要員の吾輩、道路は封鎖され、立入り禁止のテープが張り巡ら され、報道陣でいっぱいのマンション前で「さて、どうしたものか」 楯を持ち完全武装の立哨警官に聞くが要を得ない。 「町会の副会長で防犯担当役員である。どうしても必要があり部屋に入りたい」 やっとテープをかいくぐり中に入る。 5Fのエレベーター前に二人の警官が立哨していたが突然開いたエレベーターから そのスジに見えなくもない吾輩が出てきたものだから驚いた様子。 服を着替え、エプロンを掛け階段を下りて4Fの階からエレベーターに乗ろうと すると総本部から幹部が出てき「ご迷惑をかけました」 監視カメラで出入りを見ていたんだ。 マンションから出るとワッと報道陣が。 ○○新聞などは「友達ということでもう一回中に一緒に入ってもらえませんか」 驚きましたね。いろんな手を使うんですな。 ランチが始まりますので失礼! ■
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by lee-y
| 2007-02-06 17:40
| 徒然思うこと
捏造で大騒ぎだった納豆ダイエット。健気?にも未だに続けている吾輩。
今朝量ったらなんと500g減の77.5gである。 ちゃんと効果は出ていたんだ。ありがとう!関西テレビさん! でもトイレから出てきてからの計量だったからな。 「納豆に罪はないよね!」「納豆は体にいいんだからさ!」 みんな一様に言う。そう、昨年末のノロウィルスのときのカキがそうだった。 「カキに罪はないよね!」「カキは体にいいんだからさ!」 料理屋の親父さんいわく、「そう言いながら誰も注文しねえんだ!」 O-157のときのカイワレ大根、鳥インフルエンザ、生産者は血の涙を流した。 カキの養殖業者に至っては年末年始の最大需要期というときにノロが発症し、 泣くに泣けない辛い新年を迎えたことであろう。 かく言う吾輩も二度に亘るBSEに壊滅的打撃を受けたが、どっこい! 細々ながら生きている。 カキと言えばすごい思出がある。 10数年前だろうか…吾輩、正月過ぎに自宅でカキを漬込んだ。 ボールに生カキを入れ塩、生姜、ネギ、それに唐辛子粉、ニンニクを たっぷり入れてラップをした。冷暗所がよかろうと半地下の車庫の 片隅に置いておいた。この頃から健忘症が始まっていたのであろうか 何と3月末まで忘れていたのだ。 気がつきラップをこわごわと取りはずす。表面はカサカサに干涸びている。 そっと干涸びた部分を指で取り除くとその下は、えも言われぬ香りが するではないか。食い物に関しては貪欲なまでに好奇心旺盛な吾輩、 一粒を摘み口の中に…。「グチュ」熟成発酵した海のミルクが口中に 広がる。食欲をそそる見事なる塩辛に変身していたのである。 でも何かあってはいけない。家族には明日まで吾輩の身に何も無かったら 食べてもよろしいと厳命。 翌日、何もなかったが誰も食べない。一人で全部食べる羽目に。 今さらながらニンニクと唐辛子粉、塩の殺菌作用には驚かされたのである。 女性は子供を産む機械とのたまわったバカ大臣。 根がかなり深そうなアパのホテル。耐震偽造を知らなかったと被害者面し 会見で泣いたあやしげな帽子の女会長。旦那は阿倍総理の後援会、安晋会の 副会長。あのヒューザのー小嶋元社長も会員だったらしいし、沖縄で亡くなった ライブドア関連の野口さんも理事を務めていたらしい。 何だかわからなくなってきた。 明日の月末の支払いが大変なのにこんなことに頭を痛め、美しい国の いく末を心配している吾輩の昨今とは申しますと…。 鹿児島出身の三遊亭歌之介という落語家がいる。 10年ほど前友人から彼のテープを借り、笑い転げたことを思い出した。 鹿児島弁でやるのである。最近のCDを買おうと検索してみた。 あった!「歌之介の……とデンキンタマ」なんじゃ!こりゃ! タイトルに惹かれ注文。 鹿児島出身の西郷輝彦氏に呑みながら聞く。 「デンキンタマってどんなキンタマ?でっかいのかな」 彼、一言「電気の球」 あ〜!吾輩はバカだった! 陶芸の一日体験のまだん陶房の近くのお好み焼屋に入る。 カウンターに男女二人と小上がりに学生らしき二人連れ。 女性が「あっ!世田谷ライフに載っていた李さんだ」 吾輩、テレながらサービス精神を発揮。 会話の中で吾輩が「もう一度大学に行くことが出来るのなら農大へ行って みたいな」「醸造や乳酸菌の勉強をしてみたい」などと酔いに任せて 殊勝なことをのたまった。 すると小上がりの二人が「僕たち農大です。醸造です」 「おう、そうか!お主は何呑んでる?いいから呑みなさい」 「おじさんはね、醸造の小泉武夫先生と仲いいんだよ」とグラスを抱え 呼びもしないのに小上がりに闖入。 すると「僕らは大学院です。僕は遠藤で醸造、彼は入沢くんで「乳酸菌の 研究をしています」ちょっとばかり驚いたな!その後もっと驚くことが…・ (C M) 笑 「僕は日本で第一号の醸造博士になりました!」 「えっ!それってすご〜〜いことじゃないかい」絶句した。 「今まで誰もいなかったのかな?」 「あの小泉先生も博士だが」「そうか、先生は農学博士で醸造学、発酵学、 食文化論が専攻だもんな」 「そうそう、吾輩の石焼きビビンバの道玄坂清香園の小泉先生のボトルには 発酵仮面 小泉武夫 って書いてあるんだ」 このやり取りを聞いていたご主人、カウンターの中から大阪弁で 「高校生やないんかなと思うて酒だすのどなにしようかなと思うた」(大笑) 日本での第一号 醸造博士 遠藤くんと おめでとう! ![]() またまた書こうとしている「共謀罪」が先延ばしに…。 ■
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by LEE-Y
| 2007-01-30 18:40
| 徒然思うこと
今朝は朝から冷たい雨が…。
吾輩の中落ちカルビ 道玄坂清香園のランチタイムは雨が降れば驚くほどの お客様がおいでくださる。常時は100人前後のお客様であるが、雨など降ろう ものなら道路一つ挟んだ大きなビルの社員通用口からドドッとなだれ込んでくる のである。昨年末の雨の日など176名という最高記録が出てしまった。 客席に余すことなく100%お入りいただいても60名が最大限の我が店であるが、 仮に4人掛けテーブルに2名、3名とおかけいただいた場合、60%の入り=36名で 満席状態ということになる。 ランチタイムの176名ということは、なんと4.9回転という吉野家並の回転率! 今日は幸か不幸か128名であった。その間、吾輩はずっと皿を洗っているので ある。お一人のお客様がグラスを含め5点の食器をお使いになったとして640点 の食器を洗っていたのである。手はふやけて腰は痛い。スタッフも実によく 動いてくださる。ありがとう!でもこんなに多くのお客様においで頂くのに 何故お金の心配ばかりしなくてはいけないのかね。う〜〜ん! お金の心配のない国に行きたいと願っている吾輩の昨今はと申しますと…。 昨日、16日は「薮入り」であった。いまや落語の世界でしか生きていない 「薮入り」なる風習、いつご頃まではあったのであろうか。 仕事を見習うために、職人・商人ともに、十三・四歳頃から師匠や商家を選んで 奉公に出るが、これが丁稚奉公である。いまの「労基法」など「てやんでぇ!」 奉公人が正月・盆の16日前後に主人から衣類万端与えられ、小遣いをもらい 休暇をもらって親許に帰ることを「薮入り」といった。 楽しみであったであろうな。帰ってくる子供と待つ親の心情が古典名作落語の 「薮入り」である。ニート諸君に是非とも聞かせたいものだ。 前回も書いた「納豆ダイエット」であるが三日坊主Leeにしては殊勝にも未だ 続けている。テレビ放映後、スーパーの店頭から納豆が消える!などの現象が あったが、今は何事もなかったように納豆が山盛り。仕込んで4〜5日で出荷 出来るらしい。しり馬に乗り、慌てて水戸の「おかめ納豆」の近所にいる友人に 1ケース大至急送れ!と頼んだ吾輩が恥ずかしい。 1/8から始めて今日で9日目。 先日 78,5Kgに「オーッ!」 トイレから出てきてもう一回乗ってみたら 78,0Kgに戻っていた。未だ増減なし。 ところであの納豆って、もうちょっと何とかならんのかね! タレも辛子も破るたびに指がグチャグチャ。ドレッシングのようにパキッと 真ん中で折ってチュッとタレと辛子を絞る、出来ないかな。 容器も50回以上かき混ぜているとハシで勢い余って穴を開けちゃうんだよね。 これらをふまえて実用新案を申請してみようかな。 個人情報保護法について書こうとしたが今日は時間がございません。 今からお店に出なくては…。 ■
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by lee-y
| 2007-01-17 18:17
| 清香園のこと
遅ればせながら 明けましておめでとうございます。
吾輩、昨年末はブログの更新もままならぬほど多忙をきわめた。 といっても店や陶芸教室が忙しかったわけではない。 生来のお節介やき性分でバタバタと動き回っていた。そんなことで忘年会だけ でもアチコチへ何回顔を出したことやら。 この6日が寒の入り、地球温暖化がウソのような冷込み。 山では暴風雪で多くの事故が! これぞ由緒正しき日本の冬かな、などと言っていられない! こんな吾輩の昨今はと申しますと…。 正月三が日はごろりごろりとトド的、座敷ブタ的生活をおくっていたせいか ベルトがきつい。 昨夜の「あるある…」なるTV番組で納豆で痩せる!という「ほんまかいな?」的な ものをみてしまった。 納豆に含まれているイソフラボンなるものが何とかで、DHEAとか何とかがあって それらが一番吸収されやすいとか何とかで…脂肪を燃焼さすとか何とかで、 1. 朝晩45g入りの納豆を2回食べる。 2. 納豆は50回以上まぜる。 3. かき混ぜた後、20分以上放置しておく。 この3点が必須条件らしい。 単純なる細胞の吾輩、これくらいなら出来るだろう。今までと同じように飲み食いし、 大好きなアイスも今まで通りにたべて痩せるんであれば。帰宅途中早速買い込む。 3ヶ月間やってみるぞ! 1/8 現在 78kg (ブログをアップするたびに個人情報を公表します)笑 クリスマスに倅が孫にプレゼントしたWiiなる玩具?が我家の年末年始の主役であった。 居間から聞こえてくるドタンバタンの大騒動に「何事か!」と覗いてみると 家人一同がTVモニター相手に腕を振り廻し、足を挙げての大騒ぎ。 なんだ!ゲームをしているのか。聞けばサッカーやテニス、ボクシングなど色んな 競技ができるという。ゴルフも本当にスウィングしなくてはいけないという。 家長として家人一同にすすめられ、孫相手にボウリングゲームを。 自慢じゃないがボウリングは60以上のスコアーを出したことがない吾輩、 バーチャルであれば幼稚園の孫ごときにと意気揚々と! 吾輩、プロボウリングの一期生の矢島純一プロとは、たいへん懇意におつきあいをさせ ていただいている。ゴルフの筆おろしは20数年前に西郷輝彦さんにしていた だいたが(108・107ハーフですぞ。よく数えたなと誉められた) レッスンは純ちゃんから(42・35 エヘンッ!) 純ちゃんとは呑んでいてもボウリングの話題はしたことは殆どない。 60以上でない吾輩、一度だけ質問をしたことがある。 「ところで純ちゃん、ボウリングってどっちの足から踏み出したらいいのかな」 店のフロアーに立ち右手でボウルを持つ仕草を見た純ちゃん、 「李さん、それよりもその指が問題だよね!アメリカではそういう選手もいるが」 吾輩は親指、人差し指、中指を立てていたのである。 幼稚園の孫に126 vs 58 という大差を付けられ敗退したジージである。 そして腕、太股の筋肉痛だけが残ってしまった。 さあ、今年はどんな年になりますかね。 昨年「美しい国、日本」を標榜して出帆した安倍丸、あれこれ問題噴出で 沈没しそう。これでは美しいどころか「薄汚い国」になっちゃうぞ。 いまTVで「ヤマタフ先生」こと「ヤマタク先生」が訪朝したと! 二元外交ですな。スタンドプレーであれいい結果が出ればいいがな。 (次回は個人情報保護法について私見を) ■
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by lee-y
| 2007-01-08 11:48
| 徒然思うこと
お客様のご利用の接続回線では、2006年12月19日より、DTIのメールサーバーを経由する送信を含む全てのメール送信について、「Outbound Port25 Blocking」を適用いたしました。
突如メールが送信できなくなった。 世田谷 陶芸 まだん陶房の一日体験のお問い合わせに返信も出来ず困ったことになってしまった。迷惑メールやウィルス対策で実施したようだが事前の連絡も無く(DTIはメールと文書で連絡したと言ってはいるが)吾輩は大慌て。 その道専門の友人が苦労しながら設定の変更を。ありがとう! このままでは年が越せないぞとフウフウ喘ぎながら皿洗いをしている吾輩の 昨今はと申しますと…。 今月の12日、ナチュラルローソンから「プルコギ丼」が一斉に発売された。 ![]() プルコギランチの道玄坂清香園の吾輩がプロデュースした丼である。 大好評を博した「クッパ」に次ぐ第2弾である。コンビニの丼価格としてはやや高めの500円ではあるが味は保証!商品名のロゴも吾輩が筆で書いた李フォントなり。 赤プリで「自伝 大木金太郎(金 一)伝説のパッチギ王」の出版記念会ならびに追悼の会があった。 故力道山夫人の田中敬子さん、張本 勳氏、アントニオ猪木氏などの姿が。挨拶の度に日韓両方の通訳が日本語→韓国語、韓国語→日本語と長々と…。もっとスマートな進行ができないものかね。生前の大木さんが一番嫌っていたらしい人が会場にいたりで早々に本をいただいて退散。 ![]() ![]() 農大ボクシング部の学生、マネージャーなど22名がまだん陶房に陶芸の体験 にくる。農大の収穫祭で毎年「蜂蜜」を販売しているが、今年は、その利益の一部を体験料金にあて、部員のご両親に湯呑み茶碗をプレゼントしようという山本浩二監督の粋な計らい。みんな無心になって大きな拳で粘土と格闘?している姿が何ともすがすがしい。両親ならぬ恋人に贈るらしいという部員も。 ![]() ![]() 上野・池之端の「東天紅」へ畏友の西郷さんの今年最後のディナーショーに行く。 驚いた!超満員である。しかも今年はやけに男性の数が多い。 顔見知りの後援会の方々から次々とご挨拶を受ける。名古屋の劇場でもお会いした方だな、 たしか、京都の南座でも会ったよな。「ブログを読ませていただいております」とお声をかけてくださる方も。 還暦を目の前に控えた(彼には全く似合わない言葉ではあるが)西郷さんのどこにあの凄い パワーが潜んでいるのか不思議でならない。喝采を受けている彼と友人であることが 誇らしい。その夜も美味い酒に酔いながら今年一年の労をねぎらいあったのである。 ■
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by lee-y
| 2006-12-24 15:55
| 徒然思うこと
いよいよ年の瀬も押し迫ってまいりましたな。
店の方も一向に盛上りがない歳末、どのように年を越そうかと思案顔の吾輩。 こんなときに、なぜかしらメガバンクはホクホク顔。 そう、金融システム安定化という名目で公的資金が投入されましたな。 不良債権処理の後遺症で税務上は納付免除の状態であり、法人税も払わ ずに3月期には何と過去最高の3兆円の利益。う〜〜ん!すごいね。 こんなに儲かっちゃったから政治献金をするなどと言い出した。 近所の豆腐屋の親爺さん、50兆円じゃなかった50丁売っても青息吐息。 我々零細にも公的資金の投入ってないのかね。ねえ、安倍ちゃん! 郵政民営化を問うための衆議院選挙費用に血税を700億円近くも使って、 復党、復党「これは一体何だったんだ!」「最近の生活保護の母子を含め弱者 切り捨ての政策はなんだ!それなら議員の年金、歳費を…」などと文句をブツブツ 言いながら寒空のもとトボトボ歩いている吾輩の昨今とは申しますと…。 この歳(63)になると体のアチコチに気になる部分が出てくる。 かかりつけの医院の医師より「たぶん悪いものじゃないと思うが設備の整った病院で診て いただいたらいかが」 そうか!いよいよ来たか。千葉・東船橋で院長をしている小学校の同級生がいる。 長野県の岡谷で生まれ育った竹馬の友。開院の祝いに行ったが、CTスキャン、MRIなど 最新の医療機器、設備が完備しており地域医療に貢献しているようだ。 よしッ!ここに行こう。 同級生を誘うことにした。何もないはずはない!どこかが悪いはずである。たぶんね。 地元に在住で既にリタイヤしているH君に声をかける。 「胃ガンで取っちゃったよ」「頭が痛いんだ。行くよ!」 とある独立行政法人を退職し、大学で非常勤講師をしている神奈川在住のM君にも。 「十二指腸潰瘍なんだよ。おうッ、行くとも!」 まあ、楽しいプチ同窓会でしたね。 三人とも心配するところもなく、吾輩などMRI・CTスキャン検査でのあの騒音の中で 眠ってしまったほどである。よく不条理なことにアタマがキレやすい吾輩だが輪切り写真 の説明を聞く限りどこもキレておらず、詰まっておらず「クモ膜下出血」になる可能性は ないと思うよ! 思わず万歳三唱! そうそう、かつて胃カメラでの検査でファイバーを飲み込んだまま医師の言葉に笑って しまい「李さんが初めてだ」うん、思い出してしまった。 院長と一緒に特別ドッグ用(イヌではない)であろう料亭顔負けの美味しい病院特製御膳? をご馳走になりながら、鼻を垂らしていたあの頃の思い出にしばし花が咲いた。 都内に戻ってから、東京 陶芸教室 まだん陶房で丁度焼き上がった作品の窯出しを 手伝っていただき、三人で経堂地区のパトロールを開始。 争いも騒動もなく、安寧に、皆つつがなく商いにいそしんでおったようだ。 安堵感で一杯だったんだろうね。楽しく呑み、語り、♪〜幼〜なじみの思出は〜♪などと 肩組み合ってハシゴをし、H君はもう一泊ビジネスホテルに泊まってしまう羽目に。 あの検査時点では何もなかったが、あの晩の酒量が問題だな。 友と言えば、旧聞にはなるが、豆腐チゲの道玄坂清香園で学生時代にアルバイトをしていた諸君 ![]() 某TV局のドラマ監督、某外資系大手IT関係、某酒販会社などで働いている気のいい 連中である。吾輩がこの店を始めて34年、数多くの学生諸君が巣立って行ったな。 教員志望の連中には「在日・同和差別」についてよく話し合った。 めでたく教員になった彼らが関西や九州から修学旅行で東京に来た際、生徒を寝かせた あと教頭や学年主任らと「僕がお世話になったマスターです」と訪ねてきてくれた時は 本当に嬉しかった。「お店をやっていてよかった」とつくづくと思う。 韓国からの留学生も随分と多くいましたな。 今、韓国で日本語学校を経営している人や大きな会社の経営者。韓国一大きな 「アンコウ鍋専門店」を営っている彼もいる。彼の店の1日のアンコウ使用量は「八戸港」 に水揚げされるアンコウより多いというから驚きだ。 ソウルに遊びに行った際「道玄坂の会」などと銘うってみんな集めて宴をしてみたいな! ありがとう!君たちのお蔭で今の道玄坂清香園があるんだよ! カムサハムニダ(感謝します) ■
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by lee-y
| 2006-12-11 18:46
| 徒然思うこと
朝晩、結構冷え込んできましたね。
そう、後わずかで師走。歳のせいか月日の流れるのがやけに早い。 先日発売の「世田谷ライフ」に吾輩が載っていた。 時折立ち寄る商店街の本屋さんから声をかけられた。 「李さん!写真が大きく載ってるよ」「あれッ もう発売だったっけ」 ![]() 完全保存版・総力特集 木枯らしなんて負けない、いつも心が温まる街を徹底紹介 冬、”ほっと”経堂へ 枻(えい)出版 880円 まだん陶房のある経堂の特集である。 まあ、TVの「出没アド街ック天国」の雑誌版のようなご当地特集。 編集者とカメラマンがまだん陶房に訪ねてきたのは2週間前であったが もう発刊されたんだ。 「なぜ私に?」「何処に取材に行っても李さんの話が出るんです」 商店街での写真撮影はさすがに恥ずかしかった。 「はいッ 笑って」「そう いい笑顔ですよ」バシャ バシャ バシャ。 掲載された写真、吾輩とっても気に入った。 葬式用にぜひとも欲しいな。 ちなみにこの本、全国の書店で販売しているらしい。 経堂をウロウロ徘徊していて、サインを求められたら…(笑) サインの書き方を西郷さんに教わろうか、などと真剣に考えている(大笑) 吾輩の昨今と申しますと…。 群馬は南牧村に大根の穫り入れとカクテギの漬込みに。 吾輩の老齢化に伴い、大根は昨年の半分の作付けで、そこに白菜を。 昨年のブログに詳細(2005.11/21)が書いてあるので割愛するが、いわゆる「何にも しない、放ったらかし農法」なのである。殺虫剤も農薬も使わないため 白菜は虫に食われてしまった。(さぞや美味しかっただろうな) 「親がなくとも子は育つ」立派に育っていた。 ![]() (小2の孫と。ネコの手よりましかな。) 3ヶ月近く留守にしていた家はすっかり冷え込んでいる。囲炉裏の 炭をおこし、薪ストーブに火を入れる。だんだん暖まってくると 梁や柱が「ミシッ ミシッ」大きな音を立てながら「おうッ 来たか!」と 歓迎してくれる。 「あれッ ネズミが食べているみたい」家人の声で台所に。 砂糖、サラダ油、米などあちこち齧っている。さすが唐辛子粉だけは 「お〜〜辛い」とあきらめたようである。 さあ、これからが大変!消毒と大掃除。全ての食品、調味料を破棄。 幸い、カクテギを漬込むために数多くの調味料があるため兵糧作り には心配なし。 二階の大切な本まで齧られたのには閉口した。 ネズミと言えば何とも恥ずかしい思い出がある。 吾輩、反射神経だけは人並み以上にあると思う。 20数年前のことカルビクッパ 道玄坂清香園の二階からお帰りのお客様を お送りしたときのことである。 幼稚園に通っている男のお子様が階段を踏み外して前につんのめった瞬間、お子様の両足首を両手でつかみ吾輩の胸元まで持ち上げたのである。 頭を階段にぶつけることも無くですぞ。 びっくりしてお子様は泣き出したが、ことなきを得て本当によかった。 ちなみにそのお子様、今は30歳になったかな、身長も180くらいでとても 持ち上げることなど能わず。(笑)今でも命の恩人ですと仰ってくださる。 彼は音楽やデザインに傑出した才能をもっており、これからが楽しみな 好青年である。 自慢話のイントロが長過ぎたが、そのくらい反射神経は発達していた。 そう、もう20年以上なるかな。夜の8時頃だったと思う。 店の表に出たときのことである。 突然吾輩の足下を何かが走り去ろうとした。その瞬間、吾輩、目にも止まらぬ早さ?で踏みつぶしたのである。Q ってな音が出た。ネズミだった。 まだヒクヒクと動いている。再度踏んで止めを刺すのはためらった。 さすが日本拳法4段、昔とった杵柄だ、とばかり足で蹴りながら歩道から 車道へと落とした。 目の前に黒塗りの高級外車が停まっていた。そうだ!タイヤの下に置いて おこう。この車が引導を渡してくれるだろう。 そのときである。運転席のドアが開き「そんなことしちゃ駄目だよ!」 夜で気がつかなかったがなんと車には人が乗っていたのだ。 「いま、社長があなたの店で食事をしているんだよ」 「えっ!〜〜〜……。」 八王子と埼玉県に老舗ゴルフ場を運営している社長で、ご家族もよく おいでくださる常連さんである。 吾輩のあの狼狽した姿、誰にも見られたくなかったな。 慌てふためいてペコペコ頭を下げ、やおら店に戻りお盆にお茶をなみなみと注ぎ 「どうぞ、お飲みになってください」「何かお食事召上がりますか」 揉み手、揉み手 々 々 々。 まあ、こんな恥ずべきことを掃除しながら思い出してしまったのである。 翌日、隣家のご主人からネズミがこの地域一帯に大繁殖して大変である とこと細かく被害や対策などを教えていただいた。 一枚の粘着シートに5〜6匹ついていたり、風呂場の浴槽に入った2匹が 配水口に逃げ込み、そのため下水が詰まり風呂にも入れず、洗濯も出来ず 工事に40万もかかったと嘆いておられた。 某家では一日に156匹捕まえただのネズミ騒動がまだまだ続きそうだ。 帰り際にネズミ避忌スプレーをあちこちに撒き、ネズミよけ超音波 発信器を二台設置して帰ってきたがどうなっていることやら。 ということで無事カクテギは漬込むことが出来、早速お店で出しています。 (ネズミの嫌いな方、ごめんなさいね) ■
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by LEE-Y
| 2006-11-26 19:05
| 徒然思うこと
やあ、朝晩冷え込んできましたね。
やや旧聞に属し恐縮ではあるが、友人よりメールを頂いた。 「キムジョンイルが危篤!知っていましたか」 エッ!驚いたな。いろんなことが瞬時に頭の中を交錯した。 よく読むと「キムイルが危篤!」であった。 大木金太郎ことキム・イル氏がユッケジャンクッパ 道玄坂清香園に ![]() おいでいただいたのが今年の2月の末。 (詳細は3/3のブログをご参照あれ) 歩くのもおぼつかない状態であったが、よくぞおいでくださった。 薬石の功無く、優しい笑顔を残して黄泉の国へと旅立っていかれた。 合掌 そういえば、漫画家の「はらたいら」さんも鬼籍に。 吾輩と同じ63歳。肝不全とのこと。γーGPTの数値の高さを誇って いる吾輩にとって決して人ごとでない。 合掌 そんな吾輩の昨今と申しますと…。 世田谷 経堂 まだん陶房の出張講座で大田区の幼稚園に行く。 今年で5回目になるのかな、毎年がとても楽しみ! 25名ずつ年長さん2クラスの茶碗づくりである。子供達から伝わってくる 「えも言われぬ心地よさ」は一体なんだろうか。 ![]() 「萌芽」という言葉が似合うかな。芽がもえ出るときの若いフレッシュなパワーが、この63歳の肌に体にジンジンと入り込んでくる。 そうだ!我家には孫がいるではないか。深夜に帰宅し、起きたときには幼稚園に行って姿はない。家で間に合うものはなるべく家で間に合わすことが大事だね。もっと遊んであげなくちゃいけないな。 畏友の西郷さんと地下鉄に乗り浅草・木馬亭に行く。 火曜サスペンス「警部補 佃次郎」シリーズで佃次郎の相方で西郷さんを 「ボス ボス』としたう「ガマさん」役の六平直政(むさかなおまさ)氏 のお芝居を観劇。 役者にして演出家であり新宿梁山泊を主宰する「金守珍」氏の「風の ほこり」というお芝居で「ガマさん」14年ぶりの復帰出演。 ![]() 唐十郎さんの自伝的原作であるらしい。 戦前の浅草を彷彿するようなレトロな小屋は業界関係者らしき人々で いっぱい!劇中歌うシーンがあったが、「金守珍」氏が突然「♪〜〜 好きなん〜だけど〜〜♪」歌いだしたときは隣の西郷さんと腹を抱えて大笑い。吾輩、鼻が鳴ったこと、鳴ったこと。 周りは何故そんなにウケたんだろうと不思議だっただろうね。 終演後、小屋前で「金守珍」氏、西郷さんに「先ほどは失礼しました。 六平が今日は西郷さんが来るからと聞いていましたので」と礼儀正しく 挨拶をされた。誘われるままに近所の居酒屋に行き、唐十郎さんを含め た劇団員全員と飲み会を。 以前「金守珍」氏が監督をした映画「夜を賭けて」を西郷さんは観ており 「在日問題」について熱く語ったことを思い出した。 「金守珍」氏のお住まいが何とすぐ吾輩の近所ということがわかり 帰りにまだん陶房に立ち寄り、また行きつけの店で乾杯! 素晴しきお人柄に魅せられた晩であった。 農大ボクシング部監督の山本浩二くんと武道館に。 世界チャンピオンの長谷川穂積、同じく世界チャンピオンのイーグル京和の 防衛戦である。前座の試合に農大ボクシング部OBで五輪出場の五十嵐俊幸 くんがプロ2戦目の試合の応援である。 ![]() 不謹慎ながら、リング上では必死に懸命に戦っているのに我々は監督が 買ってきたビールを飲みながらの観戦。 選手がパンチを繰り出すたびに吾輩、右、左に体が勝手に動くんだ。 本能的にもっていた闘争心に火がついたようだ。久しぶりに燃えましたな! メインイベントを観戦するために入場者が続々とつめかけてくる。 「さあ、帰ろうか!」と吾輩。「再入場はできませんよ」の係員ににっこり笑って武道館を後にする。大相撲に行き序の口、序二段だけを観て帰る ようなもんだな!と二人して呵々大笑! 二人が行きつけの店、某「樹里庵」で呑みながらの観戦としゃれ込もうぜ。 ■
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by lee-y
| 2006-11-18 14:10
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