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この頃感じることだが、コンビニなどでお釣りを貰う際、手に触るのがいかにも
嫌だといわんばかりに、手のひらに投げ込む如き渡し方をされることが多い。 初老のブヨブヨの加齢臭の吾輩の被害妄想かなと友人に聞くと殆どの人が 「その通り!」 そこで吾輩は考えたのである。ここが偉いところ!(エラクないって) マッコリの道玄坂清香園のランチタイムでは皿洗いをしているが、レジーに立つ ことも多い。短時間ではあるが100名を越えるお客様が来てくださる。その内の 半数以上が女性客である。お釣り銭は愛情を持って手渡そう。早速実践したので ある。右手の指3本で硬貨を握り、お客様の掌の下に左手をそっと添えて包み込む ようにやさしくお渡しする。深々と頭をさげ「ありがとうございます!」 吾輩としては、よかれと思ってやっていたのであるが…。 女性客からは、このおじさん、今にも手を握るんではないだろうか。 男性客は、このおやじ、そっちの趣味があるんでないか。う〜ん、むずかしい。 今、村上ファンド代表、村上世彰氏が逮捕されたとの報道が。 小学校の時父親から貰った100万円で株を始め、高校卒業時には1億円を越えて いたとのこと。清貧に甘んじて?生きている吾輩には全く別世界のお話。 利き酒の会があった。 小田急線 陶芸教室 まだん陶房のすぐご近所のギャラリーである。 経堂の「季織亭」さん、朝日屋酒店、会場のオーナーとの共催である。 酒と言っても鹿児島のイモ焼酎である。 軸屋酒造といい「紫尾の露」「祁答院」「ひっとべ薩摩藩」「ぼっけもん」 「カメ仕込み権助」「紫尾山」「侍士の門」「手漉き和紙濾過原酒」 「カメ仕込み軸屋」それに「凛」などの焼酎を造っている。 以前、友人から、そこの蔵元のお嬢さんを紹介していただいた。 四代目杜氏「軸屋麻衣子」さんである。彼女は東京農大の醸造科を出られた 才媛であり、美人女杜氏として業界では有名な存在である。 小学館のビッグコミックスピリッツに連載されている人気料理漫画「美味しんぼ」 雁屋哲・作 花咲アキラ・画 にも「焼酎革命」の主人公として登場している。 (いま、単行本 95号 「焼酎革命」店頭に並んでいますぞ。) 社長であるお父様が「白麹」でタンク仕込みでの焼酎を造り、彼女は「黒麹」で カメ仕込み。「凛」はそんな彼女の最高傑作の美酔焼酎である。 利き酒の会は和気あいあいとすすんでいった。イモ焼酎をお湯割りでなく、燗を つけて呑んだところ、これが意外にも美味いんだな!クセになりそう。 彼女を紹介してくれた友人から、近々軸屋さんが結婚すると聞いていた。 混雑している会場で、そっと「おめでとう」と囁く。 「発表する?」「う〜ん、恥ずかしい」 会も終わりに近づき、みんなで集合写真を撮ることになった。 吾輩の横に座った彼女、「やっぱり言った方がいいかしら」 撮り終って、バラけない内にとすぐカメラマンのいた場所に飛び出た。 彼女が結婚する旨を報告するとドッと感嘆と失意?の声が上がり場内騒然。 祭りで鍛えた吾輩の音頭でめでたく手締めを! ![]() 渋谷警察署の並びの地下に「かつ吉」という古材を使った民芸調の大きな トンカツ屋がある。味も雰囲気も吾輩の大好きな店である。 重厚な蔵戸を自動ドアにしており、吾輩の店の参考にとランチ後に行ってみた。 階段を下りていくと「紫尾の露」と手書きの大きなポスターが貼ってある ではないか。レジー前の手捏ね鉢の中にも「紫尾の露」が。嬉しくなった。 その夜、軸屋さんが婚約者と吾輩のお店においでになった。 なかなかの好青年である。お土産にと持ってきていただいた「紫尾の露」で 酒盛りが始まる。 「かつ吉」の話をすると全く知らない店とのこと。じゃあ、食べ終わったら 早速、見学に行くことにしよう。 やあ、嬉しいものである。造った本人の喜びが吾輩にも伝わってくる。 写真もいっぱい撮ったな。店長にもご挨拶。 どこから仕入れているのか聞くと、何と利き酒会を主催した朝日屋酒店さん とのこと。驚いたな!う〜ん、営業熱心だ。見習わなくては。 その三日後、明治神宮でお二人はめでたく挙式。 本日、東京の事務所を撤去し、鹿児島にお帰りになった。 夫唱婦随、婦唱夫随でいい焼酎を造り続けてくださいね。 ![]() ■
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by lee-y
| 2006-06-05 21:30
| 徒然思うこと
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