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皆さん!あけましておめでとうございます。
李さん、あのさ〜今頃何言ってんの!大丈夫?いよいよ来ちゃたのかな。 ♪〜いえ いえ そ〜うではありませぬ〜♫、今日は旧の正月なんです。 昨年の旧正月は1月26日、一昨年は2月7日だったかな。 韓国、中国、台湾などアジアの諸国は、それはそれは大祝事! 年間を通じての国民の一大イベントでもあるんです。 ちなみに韓国では、新年の挨拶は 「セヘ ボン マニ パドウセヨ!」 「新年 福を 沢山 もらってください なんです。 李さん宅も祭祀(チェサ)の為の料理の準備に大わらわ。 旧正月、旧盆、命日、その都度テーブルいっぱいの料理を並べ、酒をつぎ 大礼をし、先祖を供養するのですが、李さんちの場合は、亡き父母の 祭祀だけをやっておりますが、それでも年4回ですよ。 何代も前の先祖の供養までしている「一門の長」の家など大変だったことでしょうね。 年がら年中、祭祀で大変なる出費と時間ですから。 この儒教儀式が李朝時代の崩壊の一因にもなって ないかしらね。 「李さんが死んだら、もうしなくてもいいんだよ!」 それに、今日はバレンタインなる日なんですね。 江戸時代に平賀源内が発案したとか言われている「本日土用丑の日」 夏バテ防止にウナギを食べるべし!って広告キャッチコピーに 倣ったかどうかは知りませんが、チョコ売り場は人の山。 メーカーの販促戦略にまんまと乗った日でもあるんですが、 あいにくと今日は日曜日でもあり、職場で義理チョコを渡せないから 売れ行きが心配ですな!などと、今にも吹き飛びそうな李さんの店を さしおいて、大メーカーの売上を気遣っている李さんの昨今はと申しますと…。 ============ 一昨年の9月より、まだん陶房でペットボトルのキャップを集め始め出しました。 孫から「同級生のお母さんが、困っている外国の子供達にワクチンを 贈る運動をしているよ」と聞き、無為に捨てられる数の多さに 「集めようじゃないの!」と李さん。 それからはペットボトルが気になって仕方ありません。 さすがに道端に捨てられたボトルのキャップは回収しませんでしたが、周りをキョロキョロ見回しながら、出来うる限り集めましたぞ。 2年5ヶ月、数多くの方々の善意でやっと規定量に達しました。 通りすがりにカバンから出し、カゴにポイッ!の方々。 レジ袋にいっぱい、いっぱい入れて持ってきてくださった方々。 皆さま、皆さま!本当にありがとうございました。 (写真の中の文章 昨年の は 一昨年の 間違いです) 金額は2,800円でありましたが、嬉しかった!ありがたかった! この世知辛い世の中、まんざら捨てたもんじゃないぜ! 早急に「認定NPO法人 世界の子供にワクチンを日本委員会」に贈らせていただきます。 感謝 合掌 ============ 李さんの住む町、まだん陶房のある町、経堂に素敵なコミュニティが 最近出来たんです。 仮称「経堂ノンベ〜親父の会」なんです。 何とも脂ぎった、加齢臭ふんぷんの、ろれつの回らない、千鳥足のおっさんばかりが集まってるの? とんでもない!うら若き女性もおれば、 いろんな分野の第一線でバリバリと活動しているクリエイターばかりの集まりで、自分で作ったタンブラーを持ち歩き、取り決めをしたお店で使用。 お店によって、いろんな特典がそれぞれあるようですよ。 そのマイタンブラーの製作のお手伝いをしているのが李さんで ありまして、タンブラーの側面縦一列に菊の印花が押されているんです。 黄門様の印籠よろしく「この菊の紋章が!」と、うやうやしく出しますと 何かのサービスが…という酒飲みのお遊びでございます。 ============ 一昨日、西郷輝彦さんが三越劇場でのお芝居が、無事千穐楽を迎えました。 山本周五郎=原作 橋田壽賀子=脚本 石井ふく子=演出 「初蕾」 昨年末の明治座「最後の忠臣蔵」の公演中に発症しました帯状疱疹が まだ癒えぬ間の次なる舞台。 山本周五郎さんのほのぼのとした原作が、橋田壽賀子マジックで また別の世界を作り出し、それが石井ふく子さんの手で、又々昇華し、 それを演じる西郷さんをはじめとする名優のお芝居とが渾然一体と なっていった素晴らしい舞台でありました。 悪人は誰一人として出てこず、ハンカチでしきりにまぶたを拭って いた李さんでした。 西郷さん、お芝居の期間中、出演者を含め27名を引き連れて李さんの お店においでくださいました。和気あいあいの楽しい慰労会でした。 可愛い子役の二人も親御さんとご一緒においでになっていましたね。 そうか!こうして心が通じ合っていいお芝居が出来るんだなと。 千穐楽のあと、肝胆相照らす友と西郷さんお疲れさん会。 タラ鍋を囲み(李名鍋奉行)ゆったり、まったりとした空間で 素敵な会話が、時間が通りすぎて行きました。 お疲れさま! 本当によき友と巡り会い、ありがとう! ============ 先日の雪、自転車を経堂・焼鳥の名店「灯串坊」におき、 育った信州の雪の郷愁にひたりながら家路に。 我家のある路地で後ろを振り向くと李さんの 足跡のみ。しかもくっきりと! 「そうだよね、こんなに遅くまでウロウロしてるのは李さんくらいだもんね」 「初雪やハの字ハの字の靴の跡」だね。 66歳、この雪の足跡のごとく人生を歩み続けてきましたが、この先、まだまだ歩き続けるのかな。 それとも、もう家の前、これでもうおしまいかな。 #
by lee-y
| 2010-02-14 14:05
| 徒然思うこと
♪〜一月行っちゃう 二月は逃げちゃう 三月去っちゃう〜♪
なんて童歌だったっけ、数え歌だったっけ聞いたことがありましたが、 本当に時の流れは早いもの。 つい先日までクーラをつけていたと思ったら、あれっ!ストーブ。 と言っているうちに、明日4日はなんと立春。 我家の鉢植えの梅の蕾も日に日にふくらんできておりまして、 春、我が世の春?を待ち焦がれています李さんであります。 景気は一向に回復しませんしね、国会って一日開催するだけで、 約一億円も掛っているらしい、ということは、1時間で約1200万円か。 「先生方!お願いしますよ〜!何とかしてくださいよ〜!頼みますよ〜〜!」 って哀願しています李さんの昨今はと申しますと…。 電車に乗りますと、これでもか!というくらいにケータイの使用についての お願い、注意のアナウンスが流れておりますが、本当にマナーの 悪さには困ったものです。 悪さは老若男女関係ないですね。優先席で大声で世間話?をしている年配のご婦人。 器用に2台のケータイを駆使しながら池袋から渋谷まで話していた妙齢のご婦人。 先日もずっと大声で通話している若い男に李さん注意をしました。 と彼「怒ってるオヤジがいるから一旦切るわ」と満員の中、他の扉に 移動。「ケータイ注意で電車内で乱闘!」なんて新聞の見出しが浮かんだ 李さんでありました。(苦笑) この人も器用な方でしたね。 経堂の評判ラーメン屋さんでのことでした。 李さんの隣の席が空き、若い男がケータイで話をしながら入ってきたのです。 いい加減にやめるだろうと黙っていましたが、彼、ラーメンを受け取ると 何と、耳と肩でケータイを挟み、食べながら話しだしたんですぞ! 顔見知りの店長に「!注意していいか!」と目配せしたのですが 意味が分からなかったようです。 「いい加減にしろ!」の一声に彼、ケータイをポケットにねじ込み スクッと立ち上がり「すみませんでした!」 李さんより後から来たのに、まるでソバを飲み込むように驚くような早さで食べ終え、また李さんに最敬礼をしたのです。 あまりの潔さにラーメン代を払ってあげようかなと思った李さんでした。 (払わなかったけどね) 「でも、謝りっぷりは立派だったね!」店員さんもカウンターに満席の お客様も一斉にうなずいていましたよ。 相田みつおさんの 「べんかいの うまい人間 あやまりッ ぷりの いい人間」って書いあった 「心の暦」をラーメンを食べながら、ふと思い出した李さんであります。 まだん陶房で「アンコウ鍋」を囲みました。 美濃の陶芸家、塚本治彦先生が教室で惜しげもなく秘技?を 披露してくださったのです。 そのあと、八戸から取り寄せた大きなアンコウを、セリ、春菊、 大根、下仁田ネギ、白菜をぶち込んで「李さん流仕立」でグツグツと。 塚本治彦先生と 「アンキモ」は鍋には入れず 発泡酒が鎮座 さあ!煮えました 総勢12名が舌鼓 最後に「アンキモ」をすりつぶして絶品おじやの出来上り 最近、まだん陶房は料理教室と間違われるほど 李さんが料理を作る機会が多いんです。 ムルキムチ(水キムチ)を漬込んだり、手羽で コラーゲンを採り、あとは韓国風に煮込んだり 牛スジの煮込みを作ったりと。 ニンニクの臭いに閉口して辞めていった 会員さんもいたことでしょうね。 調理器具、調味料何でも揃ってるんですよ。 あとは布団さえあれば、いつグレて家出 しても大丈夫だ。 ガハハハ #
by lee-y
| 2010-02-03 17:33
| 徒然思うこと
今日は「薮入り」なんですね。
今では死語になってしまった「薮入り」って言葉。 江戸時代、商家に住み込みで働く奉公人さんは、正月の16日と盆の16日に お休みを頂き、主人が揃えてくれた衣類に身を包み、お小遣いを 頂いて親元に帰ったそうです。 やぶ入りの枕うれしき姉妹 召波 週休2日制なんていわれている現在から比べますと、何とも酷使している ようにも思えますが、昭和の初期までこの風習が残っていたようですね。 月に一回しかお休みのない李さんですが、薮から棒に、薮をつついて 蛇を出したり、毎日が薮入りのような、李さんの昨今はと申しますと…。 昨年の末でしたね。駅前の信用金庫のATMに並びました。 3台しか機械がなく、その内1台は「調整中」 2台にはお年を召した方が。 お二人とも何度も何度も失敗しているようで「もう一度最初から やり直してください」のアナウンスが。 とても待っていられず、その場を離れました。 定期が切れているのに気がつき、その足で駅に。 自動定期券発売の機能がある券売機は2台しかなく、その内の1台は これまた「調整中」なんです。 李さんの前のご年配の男性がかなりの長時間、逡巡しているのです。 つい親切心で後ろから覗き込みました。 「そう、そこにお家の電話番号を打込んだらいいんですよ」と李さん。 あれっ!突然、その男性は操作を中断し、スタスタと商店街の方に 立ち去って行くではありませんか。 えっ!なに! 指のトレーニング? 脳の訓練? さっきのATMもか? と、ある酒場での会話。 どうやら、その筋の兄貴らしき男と若い男。 「俺は喧嘩ができね〜んだ。空手の黒帯なんで警察に登録してるからな!」 「俺の得意技は三段蹴りなんだ!」 「一段目はな、かかとで相手の足の甲を踏むんだ!」 「二段目はな、相手の向う脛を蹴るんだ。弁慶の泣き所っていうところだ!」 「三段目はな、そうよ!金○を蹴り上げるんだ!」 李さんはどこの警察にも登録なんかしていませんけど。 必死で笑いを堪えた、恐怖の三段蹴りでございました。 李さんのお店、道玄坂の清香園にいらしたお客様がお帰りの際、 「私は写真家ですが、あなたの写真を撮りたい」 「笑顔がとってもいいから」「笑顔だけの展覧会を企画している」 「いいんですか?こんな顔で!」 数日後、経堂のまだん陶房においでになりました。 「本当に私なんかでいいんですか?」 ご夫人が傘の仲間のような間接照明を持ち、旦那さんがバシャッ! バシャッ!バシャッ!と話しかけながら撮り続けるんです。 作り笑いってなかなかむずかしいもんですね。 モデルさんやタレント、役者さんはやはりすごいですね。 嗚呼!恥ずかしかったな。 昨年末の「明治座」での「最後の忠臣蔵」のお芝居に、東農大ボクシング部の 部員たち総勢32名で観劇に行きました。 東農大ボクシング部への応援をし続けております西郷輝彦さんが 大石内蔵助役で出演しており、秋の収穫祭で実習販売した「ハチミツ」の 収益で行こう!と山本浩二監督の発案で相成ったわけであります。 折しも、西郷さんは、疲れとストレスでしょうか「帯状疱疹」を発症、 病院から劇場に通っている状態でありました。 痛みを堪えながらであろう大熱演、学生の中には忠臣蔵も内蔵助も知らぬ子も多 くいましたが、男の信義にいたく感動している様子。 終演後、楽屋に全員で。 32名が大挙して楽屋に押しかけたのは、西郷さん曰く、おそらく 明治座始まって以来の記録であっただろうね。 色紙に部員全員が、お見舞い、激励の賛をぎっしりと。 若いボクサーたちのパワーとエネルギーが、小さな色紙から 溢れんばかりでありました。 まだん陶房にTOTOの木瀬会長以下4名が、My タンブラーを作ろう!と 陶芸の体験にいらっしゃいました。 TOTOの以前の社名は「東洋陶器」で「ウォシュレット」「洗面台」 「小便器」などの製品は陶磁器で作られているんです。 そうそう、TOTOの「ウォシュレット」=【登録商標】は、温水洗浄便座では圧倒的に高いシェアを誇り、某社のシャワートイレや他社製の同種類のものも「ウォシュレット」と呼ばれるほど定着していますよね。 道玄坂の清香園においでになるときは、いつも同席させていただいておるんですが、そこの大総帥が作りにいらっしゃるので李さん、 いささか緊張しておりましたが全くの 杞憂でした。 皆さん、揃いのTOTO KITCHEN のエプロンを着け、和気あいあいと作陶。 見事なるタンブラーが出来上りました。 木瀬会長と 削り、施釉した木瀬会長のゆったり、たっぷりのタンブラー ビール、焼酎、コーヒー、みそ汁、なんでもOKの万能器なんです 完成を祝っての乾杯!(何でも理由をつけては始まる宴) まだん陶房の会員さん、経堂の焼き鳥の名店「灯串坊」さんご夫妻、 ご近所の某有名女優さんが相集いまして楽しく呑みましたな。 会員さん曰く「本当に気さくで素敵な方でしたね」 その足で全員、道玄坂の清香園で開かれている 東農大ボクシング部の宴席に出席。 よ〜呑みました。 #
by lee-y
| 2010-01-17 13:52
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by lee-y
| 2010-01-14 17:33
| まだん陶房のこと
早いものですね。
11月も半ば過ぎ、もう目の前に年の瀬が…。 李さん、36年もの間、清香園を営ってきましたが、BSE以来の不況の 大波をモロに受けまして悪戦苦闘しておりますが、とっても元気なんです。 それはありがたい素敵な友がいっぱい、いっぱいいるからなんです! でも内心、金の苦労のない国(黄泉の国ではないですぞ)に行って しまいたい李さんの昨今はと申しますと…。 ここ最近、陰惨な事件が多いですね。 睡眠導入剤を用いた諸々の事件や島根の女子大生殺人事件など 本当にうんざりいたしますね。 そうそう、こんなことがございました。 今から2年半ほど前の丁度今頃の季節のことでしたな。 李さん、前掛けを着けたまま清香園の前に立っておりますと 一人の背の高い30歳前後の青年が近づいてまいりました。 肩からバッグを提げ、手には大きな紙袋。 道でも聞くのかなと近寄りますと「あの〜何か仕事ないですか?」 ホームレスさんにしてはきちんとした服装をしておりましたが 彼の体からは長らく風呂に入っていない独特の饐えたような 臭いがするのです。 人手はリストラしたいほど有り余っていますし、寮の設備もない李さん、 それより、さぞやお腹をすかせているだろうと店に連れて入りました。 大盛りのカルビクッパに今の生活では生野菜とも縁遠かった ことでしょうと老婆心ならぬ老爺心、これまた大盛りのスペシャルサラダ。 彼、食べだすと突然大粒の涙をハラハラと流しだしたんです。 涙がドンブリ鉢に、サラダにかかっても意に介せず、声もなく 泣いているのです。 いろんな事情があったんだろうな、と李さん、食べ終わるまで 声をかけませんでした。 食べ終わった彼の口からでた言葉は 「30歳」「千葉から来た」「エレベーターの保守の仕事をしていた」 「寝るところもない」 千葉って言えば、半年以上前に英国人英語教師を殺害した容疑で 指名手配されている「市橋某」って男がいたっけ! 年背格好は随分と似ているが、手配写真の男は眼が吊り上がって いたが、李さんの目の前に座っている彼は実に優しい 眼をしているじゃないですか。 一瞬なりとも疑ってしまった李さん、恥入ってしまいました。 これ以上のことをして差し上げることも出来ず、ポケットにあった 小銭を 「このお金で求人雑誌を買って、寮付きの仕事を探したら!」 「この定期入れにはpasmoとsuicaが一緒に入っていて、不都合が 多い。このsuicaはまだ残額があるが、あげるから面接先に行く 交通費にしたら。」 「この先のカプセルホテルは風呂だけでも入れるからね!」 市橋達也容疑者の報道が流れるたびに彼のことが思い返される 李さんでございました。 #
by lee-y
| 2009-11-18 17:27
| 清香園のこと
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