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前回ブログをアップして、アレレと言う間にもう10日。早いものですな。
毎日こまめに更新なさっている諸兄に対しまして敬意を表します。 大腸ポリープを切除した際、傷の治りが遅いから、そう、毎日、缶ビール1本なら いいよという(いいお医者さん)とのお約束。 勝手に誇大、拡大解釈しまして、イモ焼酎のお湯割りを傷の消毒であるぞよ とばかりに呑んでいた小生。また、大の酒の愛好家であるにもかかわらず、 小生に合わせて薄いお湯割りをゆっくりと呑みながら「やあ、気持ちいいもんだ。 これからはいつもこう呑もうぜ!李さん!」と酔ったフリをして、気遣っていて くれた良き友。 こんな小生の近況はと申しますと。 病理組織検査の結果は良性とのことであった。 ブログを読まれ、夜も眠れぬほどご心配してくださった方が、推定2.3人ほど いてくださったらしい。と推測し、この場をお借りしまして御礼申し上げます。 「ポリープがあってね」と、しおらしく言っても、身内も含め、誰も心配など してくれないのだ。そうであろう。もっともである。さもありなん。 エネルギーいっぱいのパワーに満ちあふれた小生の鍛え抜かれたブヨブヨの ヨタヨタの体躯(老躯)を見ると、誰しも想像もつかないのは無理もないこと ではある。 「歳がくれば誰でもできるもんである」「俺なんかしょちゅう取ってるよ」 γ-GPTの数値と血糖値が高い。おまけに血圧も負けていない。高いものには とんと縁がなかった小生、今になってやっとバランスがとれてきた。 今まで馬齢だけ重ねてきて、なかなか大人にはなれなかったが、ここにきて、 やっと立派に成人-ビョウになったやんかいな! なにしろ鯨飲馬食である。こよなく酒と人が好きなのである。 本宅のある経堂界隈では体のためにもこれ以上行く店を増やさないようにと 日夜、地道に切磋琢磨し、人知れずに涙ぐましい努力をしているのである。 新しい呑み屋さんが開店しても、暖簾も看板も見ないように、ヨコを向きながら 歩くのである。もっともクルマにぶつかりそうになったが。 あちこちで酔友ができるせいか、道を歩いていても知らない方に挨拶や、会釈 されることが多い。 誰か全くわからない。ハテ、どこで会ったっけな。ずっと考えながら歩いていて、 また、また、クルマにぶつかりそうになった。 いつぞやなどは、妙齢のご婦人に手を振られ、ニコニコと満面の笑みを浮かべ、 手を振り返したら、何と小生の後ろから歩いてくるおっさんに振っていたので あったのだ。上げた手をごまかすのが大変だったな! こんなこともあった。とある居酒屋で呑んでいたときのことである。右隣に いた若い二人連れ、たわいもない話題を声高にしゃべりながら呑んで いる。ふと、「李さん云々…」という声が耳に入った。黙って聞いていると、 何と小生のことではないか!耳がだんだんダンボになってくる。 カウンター向こうで料理を作っているオヤジさんの小耳にも入ったらしく、 軽く片目をつぶって合図が。 いいよね!この阿吽(あうん)の呼吸が。まさに大人の粋だね! 会話の内容は、簡単に要約、凝縮、かいつまんで自慢して誇張して述べると 「李さんは、すごっくいい人だ!」なんだってッさ!!!! 会ったこともない若者に誉められて、「何を隠そう俺が李だ!」と言うのを グッとこらえて「ご馳走さま!お愛想ッ 隣に生ビール二つ出してあげて!」 粋に、伊達に振り向きもせず出て行った。(どう、格好良くないかい?) 小生の主宰している世田谷 小田急線 陶芸教室 まだん陶房に井坂 綾さんと おっしゃる会員さんがおいでになる。FM放送を中心に元気溌溂とパーソナリティ をなさっている。毎週土曜日はFMフジで「カウントダウンコネクションズ」 朝10:00〜午後4時までの長時間、生番組でずっとしゃべりっぱなし。 経堂では、なぜか電波状況が悪く、会員の皆さんの要望でキャンシステムの 有線放送まで引き込んでしまったくらいみんなで楽しんでいるんです。 とっても可愛いお嬢さんでお酒もなかなかのもの。 石焼ビビンバの道玄坂清香園にも雨に降られちゃった!と濡れネズミでおいでに なったことがある。 なんとッ!彼女、気象予報士でもあるんですよ。そのときは、ヒヤかし半分に 「下駄を投げて天気を占ってんでしょッ!」 西郷さんと某店に呑りに入った。店主が「井坂 綾さんから李さんが おいでになったら差し上げてください、とイモ焼酎を二杯預かっています」 二人でありがたく一杯ずつ頂戴した。 このままでは二人は帰りません。と、ある行きつけの店の暖簾をくぐった。 またまた、そこのオヤジさんが「井坂 綾さんから李さんがおいでになったら 差し上げてください、とイモ焼酎をば二杯預かっています」 二人で、それこそありがたく、これまた美味しく一杯ずつ頂戴したのである。 もう一軒どうやろか!当然、異存はありません。と、ある気のおけないヤキトリ屋 のドアを敲(たたく)か推した。(推敲だね) またまた、なんと、そこのママさんが「井坂 綾さんから李さんがおいでになったら 差し上げてください、とイモ焼酎のボトルを預かっています」 なんと、今度はボトルではありませんか!二人でお湯割りをありがたく、嬉しく 頂戴したのである。 安寧なる経堂の街を守るための「ボランティア パトロールコース]は完全に把握されて いたのであった。 お金には換えがたい嬉しい、ありがたい夜だったね。そのボトルは飲み干すと、 ジョウゴでまた新しいイモ焼酎を注ぎ足すんである。書いてある文章がまた 泣かすんですよ。 もう何十本注ぎ足したことやら。 これでは、いつまで経っても数値は下がらぬか。まあ仕方がない駄々っ子だね! #
by lee-y
| 2006-03-23 23:38
| 徒然思うこと
暦には「菜虫化蝶」(なむし 蝶と化す)=菜の虫が蝶となり、飛び交い始める
頃とは書いてあるが。 昨日など各地で雪がちらついたそうな。 前回の小生のブログに書いた、ひな鶏と聞き間違えたカエルくんの鳴き声も 全く聞かない。また、土の中に潛ちゃったんだろうかね。 いや〜暑かったり寒かったりで、このオン歳になりますと、ネジがゆるみ、 油が切れ、ポリープが出来たりで、なかなか体が気候に順応しなくて困った ものです。 昨晩は、カオリフェの道玄坂清香園に「EMIRIちゃん」ご夫妻が突然おいで なったんです。エッ!「EMIRIちゃん」って誰ですって? ごめん、ごめん!個人的なことで恐縮であります。彼女は小生の永年の畏友の お嬢さんで新婚ホヤホヤさんなんです。 夫のKさん、初対面であったが、う〜〜ん!まこと感じのいい男である。 とっても仲睦まじく、夫婦円満にいっていることが鈍感な小生ですらわかるくらいの オーラとエネルギーとパワーが充満! 「いいですね。おめでとう!いついつまでもお幸せに!」 素敵な愛のお裾分けをたっぷりといただき、嬉しく、しあわせになった小生の 満月前夜(狼には変身しませんが)はと申しますと…。 どぶろくの道玄坂清香園で仕事をしているとき、お腹が急にすくことがある。 売るくらいいっぱい料理はあるが、いくら店主といえども、みんなが働いている手前、 勝手に好きな料理を食べることなどとんでもない。時折、「味見だ」と称して食べることも ままあるが。 スタッフが忙しそうに動いているときは、近所の「吉野屋」へ。 生卵をポンと割り、豚丼を。由緒正しき玉子かけぶっかけ豚丼なのである。 もう何年になるかな。まだ「吉野屋」に牛丼があった頃である。 その夜も大慌てで「玉子かけぶっかけ牛丼」をかっこみ、玉川通り(246)を 地下通路を通り桜丘・南平台へと向かった。マンションが建ち並ぶ閑静な地域である。 そこに、およそ店舗にはふさわしくない空き店があるとの情報をうけ、所在も確認しない まま、多分あのあたりであろうと向かったのである。 地下通路を歩いているときにやや前兆はあった。何の前兆ですって? そう、下腹が蠕動(ぜんどう)運動をしだしたのである。 よほど店まで戻ろうかと思ったが、そのうちに収まるだろうと高を括ったのが 大きな間違いであった。 動き出したのである。小生の許可もなく勝手にである。 なにしろ、快食、快眠まではいかぬとも快便だけは「ところてん押し出し方式」の 小生、なんとも迂闊であった。 目的地近くに来たが、ウロウロと歩き回ったせいであろうか、快腸じゃなかった 快調に、活発に動き送り出そうとしているのである。許しも得ずに! 回りはマンションばかり。喫茶店、コンビニ、飲食店すらないのである。 汗がにじみ出てくる。きっと脂汗だろう。立ち止り、腰をよじり、片足ずつ 上げたり下げたり…。この苦しさ、わかりますよね。ねえッ、そこのおじさん! 経験あるでしょッ!誰でも一度や五十八度くらいは! 道行く人には、さぞやアブナい、怪しげなおっさんに見えただろうね。 すまん、すみません。いま食事をしながら読んでいらっしゃる方がおり ましたらPCをOFFにするか即刻離れてくださいね。 背に腹は変えられませぬ。マンション脇の駐車場に入った。広い駐車場内を ウロウロとグッと大腿筋に渾身の力をふりしぼり、肛門を締めつけ、まさに滑稽な 歩き方で道路から見えない場所を探す。ポケットには駅前でもらったポケティがある。 いつも邪魔なティッシュ配りと思っていたが、神の助けに思えた。 左ハンドルの高級車と右ハンドルの国産車が並ぶ間にしゃがみ込んだ。 この期に及んでも運転なさる方が踏みつけぬようにとの配慮「根の優しい」 李さんなのである。 このあとの快感は小生の拙い文章力では到底表現できっこないな。 これ以上の描写は書くまい。フン死したのである。 分身の上にかぶせたティッシュが、夜目にも白く風に揺れるのが未だに小生の 脳裏に残っている。 ズボンを上げたそのときである。マンションの玄関に向かう駐車場脇の道を 警察官2〜3人がドッドッドと駆けていく。何があったんだろうか? ベルトを締め、その場を離れようとしたとき、一人遅れて走ってきた警察官 と顔が合った。かつて道玄坂上交番に勤務していた顔見知りの若いお巡りさんであった。 「やあ!ごくろうさま!何かあったのッ」「不審者の通報があってッ!」 そのまま、急いで駆け去っていった。 ウンッ!それってオレのことじゃないの!夜中に駐車場内をウロウロと挙動不審に 徘徊しているのをマンションの住民に見られていたに違いない。車上荒らし、痴漢、 待ち伏せ強盗、通報者にはきっとこれらに見えたことであろうな。無理もないさ。 まだ小生を追いかけてこないのは、きっと階上に上がり、通報者から事情を聞いて いるのに違いない。 あわててその場を去った。クワバラ クワバラ! (桑原渋谷区長さん、ごめんね) 店に戻ったが、顔見知りのお巡りさんから未だに何の事情聴取もない。 小生の大親友、書店に行くと強烈に催すという。印刷のインクのせいとか諸説があるようで あるが、本妻からも娘からも同じことを聞いたことがある。 大型書店にはトイレを法令で是非とも設置さすべきでなかろうか。書店よりトイレの方が きっとはやるに違いないと意見を述べていた。 まさに愛すべき人である。 前回、大腸のポリープを切除したせいか?今までより立派な逞しい分身が出るのである。 (偶然なのかな)流すのが勿体ないくらい見事である。見せたいくらいである。 (ふざけるな!って。ごめんね。) 今回は尾籠な内容で申し訳ございません。以前、西郷さんのブログでも似通ったことを 書いておられましたね。あれを読まれて、ファンの方々は、もっと、もっと彼に人間的なものを感じられたことでしょうな。 小生、またもやネタが二番煎じになってしまったが。でも、みんな、誰でもするもんね。 そうそう、明日、切除したポリープの組織検査の結果が出るんだ。ガン性のものであっても 結構!結構! もう取っちゃったんだからさ。 #
by lee-y
| 2006-03-14 19:35
| 清香園のこと
昨日は「春一番」が吹いた。
生暖かい風が春をつつんで小生のほっぺに運んできた。 いよいよ春がくるんだな。 夜道を本宅?に向かう途中、大邸宅が並んでいる区域がある。 この地域一帯の大地主のようで同じ苗字の豪邸が点在している。 先日より、千鳥足でその場所を通りかかると鶏の鳴き声が聞こえる。 さえずりが小さいのでたぶん、ひな鳥を飼いだしたのだろうか。 まあ、これだけ広大な敷地であるから放し飼いにでもしているのかな。 生みたての生卵を炊きたてのごはんにぶっかけての「たまごかけごはん」 たまらんですよね。うまいよね! ぶっかけめしの日本二大巨匠の小泉武夫先生、遠藤哲夫氏ならずとも、あの炊き立ての ご飯の香りを思い浮かべるだけで鼻がうごめき、生唾が出てくる。 世田谷の真ん中で何ともうらやましいことですよね。 「ただいま!最近○○さんちのニワトリが静かだね。待ちきれずに参鶏湯(サムゲタン)に して食べちゃったのかな」 「何言ってんのよ!あれはカエルの鳴き声よ。そういえば、 また寒さがぶり返したから土の中に潜っちゃったんでしょう。可哀想よね!」と本妻。 ニワトリもカエルも聞き分けられない小生の「啓蟄」はと申しますと…。 昨年より胃に鉛が入っているように重い。鯨飲馬食(鉄をも溶かす胃袋の持主)を もってならした小生も、寄る年波には勝てず、そっと隠れて胃薬を飲んでいる始末。 便通もしっくりしない。 口から入れれば「ところてん方式」で快便が自慢の小生、一日一回になってしまった のが不安である。まわりで同年代の友が次々に旅立っていくのを見送っているうちに、 決して人ごとではない。あの久世光彦さんだってあっという間の急逝。 検査をうけることにした。どんな結果が出ても従容とうけるつもりでいた。 ところが、まだまだやりたいこともいっぱいある。孫の晴れ姿も見てみたいな。 小説も書いてみたいな。古本屋をやりたいな。もっともっと自分にむいた格好の 仕事があるんではなかろうか。何とも欲の深いことよ。 今まで、あれこれ恰好のいいことを吹いていながら急に執着心が出てきてしまった。 カミさんが以前検査した医院を紹介してもらった。 千代田線赤坂駅のすぐ近くである。TBSが近いせいか業界の人達も多いようだ。 麻酔をかけ、何の意識もないうちに胃と大腸を内視鏡で同時に診てくれるそうだ。 胃カメラは何回か経験したがあまり気持ちのいいものでない。それこそ何でも喰う くせに、こればっかりは秘伝のタレをつけても美味しくないもんね。 寝ている間に口と尻から挿入して診てくれるんなら何の抵抗も苦痛もないな。 同時にいれて十二指腸のあたりでカメラとカメラがゴッツンコ! コンチハ!(ない ない) 大腸にしても注腸検査をした友がいた。肛門に管を挿入しバリュウムを注入し 大腸ガンをみつける検査だそうだ。 バリュウムを注入され膨れ上がった腹をみて、子供の頃、カエルを捕まえ、 麦ワラの管でカエルの腹に空気を入れて遊んだことを思い出し、バチがあたった と思ったそうだ。 内視鏡は注腸検査よりずっと緻密に診ることが出来、しかも寝ている間であるから こんなに楽なことはないそうである。 気になることは料金である。カミさんはどこにも異常がなく、国民保険を使って 9,000円であったそうな。よし、行ってみるか。 9:40 横になりチクリと注射。そこまでは覚えている。 肛門をさらけ出す屈辱?ケガレのない(あるか)純ケツを衆人に見られる羞恥など⋯ あっという間に深い眠りに。 目が覚めた。カーテンで仕切られたベッドで寝ている。時計を見ると10:30 肛門も喉もなんの違和感もない。一体、いつやったのかな。本当にやったの。 着替えて待合室に行く。 診察室に呼ばれる。写真を見せながら丁寧に説明をしてくださる。 胃は完膚なまでピロリ菌におかされている。(お尻はカメラにおかされた) ピロリ菌なんて可愛い名前をつけられてはいるが、これがなかなかのくせ者だそうだ。 潰瘍、 胃ガンの元凶であるそうだ。 ヘリコバクター・ピロリ菌の駆除薬7日分いただく。 これで90%駆除できるとのこと。 大腸にはやっぱりあった!S字結腸あたりが重苦しかったが、別の場所にポリープが。 5mmの立派なポリープが見事に手術によって跡形もなく切除されていた。 一週間は傷が治りにくいので禁酒とのこと。うれしいことに1日、缶ビール 一本ならいいよ!(い〜い先生だね) ガン性か良性かは組織検査の結果、後日、電話で問い合わせばいいとのこと。 (これは、忙しくもない小生にとっても、まことにありがたい) ガンであればこのブログ、「李さんのガン闘病日記」になりまっせ。 ところで気になるお値段はと申しますと、国保を使って手術、ピロリ菌の駆除薬 全て含めて27,400円であった。ご同輩の諸君ぜひおすすめしますぞ! 今、事務所でこのブログを書いていると西郷さんが出版社の方々と打ち合わせに どじょう汁の道玄坂清香園においでになっているとの連絡が。 よし、おすすめ第一号は西郷さんだ! 赤坂胃腸クリニック 港区赤坂7-9-1 トーユー赤坂ビル6階 03-3560-1123 http://www.hoyumedia.com/co/ag/akasaka/body.html #
by lee-y
| 2006-03-07 18:52
| 徒然思うこと
小生がかつて所属していた水墨画団体「国画院」。
自由闊達に表現できる団体ではあったが、バカなりにあれこれ考えることがあり、 一昨年辞したのである。 つい先日、「国画院」の重鎮の方より美術年鑑掲載名簿がコピーされて送られてきたが、 見てオリャッ! たまげましたな! なんと小生が名誉会員として載っているではないか。もう一名、名誉会員がいるが オン歳90何歳のお方で会ったこともない方である。 そのお方は多分「国画院」で相当、会のために功績のあった方に違いない。 なぜ小生が名誉会員になったのかは永遠の謎にしよう、聞くまい、訊ねるまい。 そんな折、「総会、懇親会を行うが是非お元気なお顔を!」との案内が。 名誉会員?がよっぽど嬉しかったんでしょうバカな小生、決算報告などはどうでもいいが、 その後の懇親会にはなんとしても出なくては!中村屋本店の料理はなかなかよろしい らしいと辞めてしまった会であるにも関わらず、雨の中、スキップなどしながら ♪〜♪チャプチャプランランラン〜♪ と新宿に向かったのである。 (♪〜李さん、たぶらかすにゃ 金も女もいらぬ 酒とうまい料理があればいい〜♪ トテチンテンシャン ) そして、懇親会の最後には、なんと〆の大切りの挨拶などし、手拍子でシャンシャンシャン、と仕切っているホンにわけのわからない李さんのひな祭りはと申しますと…。 大木金太郎さんが日本に来ていた。 クマと相撲をとった足柄山の金太郎さんじゃありませんよ。 力道山のお弟子さんで、「頭突き」でリングで大暴れし、一世を風靡した名プロレスラー なんです。 韓国名「金 一・キム・イル」個人的に親しくさせていたので、その素晴らしい お人柄もよく知っているつもりだ。リングから降りれば、朴訥なやさしい人であった。 そんな彼がただ一回怒ったのを覚えている。今は亡き極真空手の創設者・ゴッドハンド とうたわれた「大山倍達」館長にである。 ちなみに倍達という言葉は朝鮮という意味もある。 今は鬼籍にはいってしまった「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」と 恐れられた柔道界の最強達人「木村政彦」と力道山との雌雄を決する対決があった。 血みどろの壮絶なる戦いになり、今でも熱く語り継がれている勝負であった。 この戦いについて大山館長が「…実はこうなんである」と書かれたものを大木さんが韓国からの帰りのフェリーの中で読み「死んでしまって何の弁明も出来ぬ力道山先生を一方的に 悪く言うのは許さん!」と記者会見を開き、挑戦状を叩きつけたことがあった。 その足で小生の事務所に来たのでよく覚えている。 その後、お体をこわされリングから引退し、韓国で療養していた。 その大木さんが、アントニオ猪木、力道山夫人の敬子さん、野球の張本氏などの 招待で日本で快気祝いをしたのである。 懐かしい渋谷のよく通っていた日本料理店にいるからと電話があった。 「李さんにそっと顔を見てもらいたい。皆さんには痩せ衰えた姿を見せたくない」と 身の回りの世話をなさっている方からだ。 そっと入っていったにもかかわらず目が合ってしまった。 しっかりと手を握りあい、涙が流れた。 翌昼、カオリフェの道玄坂清香園にお見えになった。韓国プロレス連盟会長や 日本の後援会長、自伝を出す予定の出版社の社長たち総勢7名である。 階段を下りるのに皆さんが肩を貸し、たいへんな思いで席に就かれた。 ここまでして懐かしさだけでおいでくださった大木さんに、ただただ頭がさがる だけであった。みんなが美味しそうに食べる姿を目を細めながら眺めている大木さん! そこにはかつてのリングの王者の姿はなく、素敵にお歳を重ねられた好々爺があった。 いついつまでもお元気で!東京での出版記念会、待っていますよ。 カムサ(感謝)ハムニダ!(いたします!) #
by lee-y
| 2006-03-03 14:49
二月もあと僅か。小生の一番嫌いな、や〜〜な月である。
なぜですって?だって、この月は28日しかないでしょう。 家賃も給料も、いつもの月と一緒でしょう。支払う立場の小生、いつもこの月は、 金策に走り回っているのである。(でも、毎月のような気もするが) 同じ思いのご同輩もきっと多いことであろうと思いますな。 癒しの隠れ家道玄坂清香園の一日の売上げが328万円として、三日で約1000万円も 違うからね。(嘘で〜す) 二月を31日にするべく世田谷区役所に働きかけようとしていて、笑われている ところのそんな小生の週末はと申しますと…。 今日、神宮の日本青年館に行ってきた。農大出身でない、しかもボクシングもやっていない 小生に招待状が来たのである。 (注:李の独り言 ご参照あれ 1/14 学生王座=ボクシング=農大VS桃大) 農大ボクシング部助監督の山本氏からである。 ボクシング部80周年記念、全日本2連覇祝賀パーティとのこと。 呑み屋のカウンターで知り合ったからといって普通は遠慮するでしょ。 普通はね。ところが酒がある、日本青年館は料理がなかなかよろしいらしいと、 彼しか知りあいがいないというのに、いそいそと出かけていくところがまさに 普通の神経の持ち主と違って誠にエラいのである。(バカです) 着ていった服はといえば、 (注:李の独り言 ご参照あれ 10/29 出版を祝う会) 例のあの服なのである。全員スーツのなかでは、やはり目立つのである。 あの男、何者なのかなと出席者は思ったことであろう、そう神秘の男なんである。 この式典の全てを切り盛りしている山本氏、多くの来賓者のご接待をしながらも 小生を大阪朝鮮高級学校の監督や父兄会の会長に紹介してくださった。 全学応援團團長や山本氏のご夫人までも、あの大人数でひしめきあっているなかで 引き合わせてくださった。 さすが、農大職員として入試から講座、有望選手の獲得、しかも育成・強化錬成とあらゆることに長けているだけあってみごとにこなしていく。 学長をはじめ、偉〜い方々が数多くいらっしゃているなかでの彼の仕切り。 覚えめでたき存在になればいいな…などとグラス片手に妄想しだしたのである。 応援團團長にかつての団員とのふれあいを話した。 (注:李の独り言 ご参照あれ 12/21 おせっかいおじさん=農大応援団) 「いまどき、そんないい話などないですね」 ぜひ今度、経堂で一杯やろうと名刺交換。でも、電話がかかってきた試しは 殆どないんだわ。 壇上で團長のエールのもとで、全員が歌う学歌斉唱、200名位の中で小生はじめ 13.8人は黙って立っていたのだ。(知らないのである) 農大名物ダイコン踊りもよかったな! 「青山ほとり」この歌、リーダーの蛮声?に合わせて両手に持ったダイコンをかざして 脚をあげ踊るのである。 ♪〜お嫁に行くならお娘さんよ お百姓さんに行きしゃんせ 〜 ♪ (中略) ♪〜お腹の貧じい事はない そりゃ結婚せ 結婚せ 〜 ♪ まさに農大の心髄をみたな! ところで、モーツアルトを聞かせたイチゴは美味しいと聞いたことがあるが、 蛮声?を聞かされたダイコンはどうだろうね。 山本氏しか知らなかった小生。帰り際にはいろんな方と談笑していたのである。 実にわかりやすい、環境に順応しやすいへんなおっさんなのである。 おいッ!桃大ボクシング部よ。来年は捲土重来だぞ!三連覇を許すんじゃないぞ! でも、君たちが西日本で王座につくことが先ず先決だぞ! #
by lee-y
| 2006-02-25 21:15
| 徒然思うこと
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